みなさんこんにちは。
本日、2018年8月10日に女優の菅井きんさん亡くなっていたことが報道されましたね。
菅井きんさんは、これまでに数多くの有名作品に出演されてきた偉大な女優であり、多くの俳優や女優からも慕われていたことだと思います。
今回は、そんな菅井きんさんの経歴や、若い頃の画像、これまでに出演されてきた作品などをまとめていこうと思います。
菅井きんのプロフィールや経歴
まずは、菅井きんさんのプロフィールや経歴をご紹介していこうと思います。
生年月日 : 1926年2月28日
没年 : 2018年8月10日(92歳没)
出身地 : 東京都東京市牛込区(現在の新宿区)
身長 : 155cm
血液型 : B型
職業 : 女優
Wikipedia参照
菅井きんさんは、東京府東京市牛込区(現:東京都新宿区)早稲田町出身で、頌栄高等女学校卒業されました。
そして、初めから女優になったのではなく、第二次世界大戦末期から終戦直後まで、徴用逃れで文部省総務課・東京帝国大学学生課で事務職員として勤めていたそうなんですね。
しかし、演劇への情熱が捨てられず、劇団俳優座に入団し舞台に立つことを決心しました。
今でこそ大女優として慕われている菅井きんさんですが、初めから女優になったのではなく、一般職を経て女優になられたというのは驚きですよね。
また、「菅井きん」というのは芸名で、本名(当時は旧姓:須斎 キミ子)をもじったものであり、新劇時代の恩師である脚本家の久保栄に付けてもらったそうです。
この芸名のエピソードも、なんだかほっこりするエピソードだなと思いますね。
そういった経緯を経てさらに女優への思いが強くなり、今後は女優として活動することを熱望するわけですが、そう簡単にはいかなかったようです。
その当時、「東大の事務職員を辞めて、本格的に女優になりたい」と父に相談したところ、「女優とは美しい女性がなるものだ」と猛反対されたそうなんですね。
やはり当時は今よりもそのような職業に対して厳しい風潮があったとは思うので、反対されるのも仕方が無かったのかなと思います。
その後反対を押し切って女優になるわけですが、女優になることに猛反対していた菅井きんさんの父は舞台を見ることなく1971年ころに死去しています。
今でこそ大女優となって成功を収められていますが、この成功を誰よりも見せたかったのは他でもない父だと思うので、見せられなかったことは悔しかっただろうなと思いますね。
その後は新劇時代に映画監督に映画女優としてスカウトされ、1951年に『風にそよぐ葦』で映画デビューの後、数々の映画、テレビに出演。今や日本の演劇・テレビドラマには欠かせない名脇役となりました。
菅井きんの出演作品まとめ
数多くの苦難を乗り越えて女優業に取り組まれていた菅井きんさん。
ここからはその活動の足跡を見ていきたいと思います。
とはいっても、菅井きんさんがこれまでに出演されたテレビドラマ・映画数というのはとんでもない数なので、菅井きんさんが出演された作品の中でも特に傑作と称された作品をご紹介したいと思います。
映画
- 生きる
- 勲章
- ゴジラ
- 幕末太陽停
- 張込み
- 人間の壁
- 悪い奴ほどよく眠る
- 黒い画集 あるサラリーマンの証言
- 人間の条件 完結編
- 豚と軍艦
- キューポラのある街
- 天国と地獄
- 白と黒
- われ一粒の麦なれど
- 怪談
- 赤ひげ
- 恐山の女
- 肉弾
- 無情
- 忍ぶ川
- 砂の器
- どですかでん
- お葬式
- 火まつり
- 深い河
- 理由
ドラマ
- 太陽にほえろ!シリーズ
- 大河ドラマ(一番最近の作品は龍馬伝)シリーズ
- 火曜サスペンス劇場シリーズ
- 木下恵介劇場・木下恵介アワーシリーズ
- 暴れん坊将軍
- 必殺シリーズ
有名な作品を並べただけでも、これだけの数の作品に出演しているということから、いかに菅井きんさんが偉大な女優だったのかが分かりますよね。
菅井きんさんが全盛期で活動していた時代というのはかなり前なので、もし今回紹介した作品の中で気になるものがありましたたら、ぜひ見てみてはいかがでしょうか。
菅井きんさんの若い頃の写真まとめ
ここでは、菅井きんさんの若い頃の画像をいくつかご紹介したいと思います。
これらの写真を見ると、本当に表情豊かな演技をされる方なんだなと思いますね。
特に、3枚目と4枚目の写真がそのことをよく表しているなと思います。
Twitter上では、菅井きんさんについてたくさんのことがつぶやかれていました。
菅井きんさんが亡くなったと聞いて同僚「婿殿があっちで『わあ、来たあ!』ゆうてるかも」
吹いたけど、ホントにそんな明るい再会だと楽しいよね(主水的には楽しくないかもだけど)— 夜梅 (@t_youme) August 23, 2018
必殺仕事人!などの
婿殿!の名演技
菅井きんさんの
ご冥福をお祈りします— NPOえんきょ16、WE ARE THE WORLD! (@16_npo) August 23, 2018
黒澤明映画の「生きる」の中でもババァ役だったから30歳ぐらいからババァ一筋代表作はやはり中村主水をイビる姑役かな
また日本の代表的な母親像がひとつ亡くなりました
菅井きんさん
心よりご冥福をお祈りします— 漁港の肉子ちゃん (@s_da1214) August 23, 2018
これらのツイートを見ても、菅井きんさんがどれだけ偉大な女優だったのかが伝わってきますね。
僕自身、菅井きんさんの作品をほとんど見たことがないので、機会があったら見たいと思います。
最後に
今回は、菅井きんの偉大な経歴とは?若い頃の画像や過去の出演作品もまとめと題して、大女優の菅井きんさんについていろいろとご紹介してみました。
今回菅井きんさんについて調べたことで、菅井きんさんは偉大な女優であったということを十分に感じることができたので、みなさんも同じように感じてくれていたら嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
コメントを残す